前回記事から大きく遅れましたが、これにて小坪井軌道二次探索は完結です。
※本探索の「その4」はこちらのサイトの記事です。
笹川の水面からは少し離れ、発見した路盤上を歩きながら笹川方面を眺めます。軌道跡は写真左手方向へ延びています。
ここには暗渠の跡がありました。
新片倉橋の下であるからか、缶のゴミ類が目立ってきました。
照明を付けて中に体を潜らせてみます。洞内ではすぐに水面が確認できました。反対の出口がダムの水面下であるか、どこかにひょこっと顔を出しているかは分かりませんが、少なくとも通ることは不可能です。
日が暮れてきたため反対側の坑口の捜索も含めた隧道から先の探索は行わず、トンネル坑口からのそのそと斜面を上がり道路へ出て片倉ダムへ帰還しました。
この写真の中のどこかにある軌道跡。今度は片倉ダムの貯水量減少時を狙って訪問しようと考えています。
今回の探索内容はこれにて完結となります。
真冬であった第一次探索とは異なり、終始暖かな探索でした。寒くないのは嬉しいのですが夏以降はヒルが出てしまうため、次回探索は秋以降に持ち越しとなります。
これまで二回行った探索では、小坪井本線の起点~水没隧道北坑口・ダム湖水没の出合~隧道~レール残存地点と本坪井支線、田代支線のダム周辺の一部区間と衛士支線の起点周辺の一部を完了させました。今後も全路線踏破を目指して探索を続けます。ダムの水没区間どうしよう
隧道を探せ!
前々回の記事で軌道の起点部を探索し、その後前回はこの笹川を上ってきました。
笹川の水面からは少し離れ、発見した路盤上を歩きながら笹川方面を眺めます。軌道跡は写真左手方向へ延びています。
ここには暗渠の跡がありました。
新片倉橋の下であるからか、缶のゴミ類が目立ってきました。
水没隧道の擬定地周辺に到着。
流石にトロッコに関連したものではないでしょうが、なにかの機械の部品が落ちています。
流石にトロッコに関連したものではないでしょうが、なにかの機械の部品が落ちています。
坑口の大半が埋まってしまっていましたが、無事隧道を発見しました。
(あれだけトンネルを見つけてはしゃいでいた最初のころに比べて随分あっさりしてきた自覚あり…)
(あれだけトンネルを見つけてはしゃいでいた最初のころに比べて随分あっさりしてきた自覚あり…)
施工年:1933(昭和8)年以前←同区間の開業年
材質:地岩
工法:手掘り
断面形式:不明(不定)
全長:不明
迫石・迫持:無
要石・笠石:手掘りなので無し
工法:手掘り
断面形式:不明(不定)
全長:不明
迫石・迫持:無
要石・笠石:手掘りなので無し
扁額類:無
帯石・パラペット(胸壁)・ピラスター(壁柱・控壁):手掘りなので無し
帯石・パラペット(胸壁)・ピラスター(壁柱・控壁):手掘りなので無し
ウイング(翼壁):無
インバート(仰拱):不明
インバート(仰拱):不明
所属・管轄:旧東京営林局千葉営林署※記録なし
使用終了年:不明(1946以前?)
使用終了理由:路線の廃線
経年:85年以上・実働16年
照明を付けて中に体を潜らせてみます。洞内ではすぐに水面が確認できました。反対の出口がダムの水面下であるか、どこかにひょこっと顔を出しているかは分かりませんが、少なくとも通ることは不可能です。
日が暮れてきたため反対側の坑口の捜索も含めた隧道から先の探索は行わず、トンネル坑口からのそのそと斜面を上がり道路へ出て片倉ダムへ帰還しました。
この写真の中のどこかにある軌道跡。今度は片倉ダムの貯水量減少時を狙って訪問しようと考えています。
今回の探索内容はこれにて完結となります。
真冬であった第一次探索とは異なり、終始暖かな探索でした。寒くないのは嬉しいのですが夏以降はヒルが出てしまうため、次回探索は秋以降に持ち越しとなります。
これまで二回行った探索では、小坪井本線の起点~水没隧道北坑口・ダム湖水没の出合~隧道~レール残存地点と本坪井支線、田代支線のダム周辺の一部区間と衛士支線の起点周辺の一部を完了させました。今後も全路線踏破を目指して探索を続けます。
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